政治インテリジェンスサークル・ripec通信

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中国共産党はロスチャイルドが創った?

 

中国共産党はロスチャイルドが創った?

 

書物短評 : ロバート・S・エレガント 「大王朝」 TBSブリタニカ

  

 本書は、中国・清朝末期から、共産党政府が成立するまでの内戦と革命の時代を、1つの家族の生活と運命の変遷を中心に描いた小説であり、上下2段組・600ページに及ぶ、この小説は歴史大河ロマン好きには読み応えのある大作である。

 

 

小説とは言え、本書には、中国の名門・清華大学が、1900年に起こった、義和団事件で清王朝が外国に対して払った賠償金で作られた事実が正確に記述される等、著者は丹念に膨大な歴史資料を読み込み、半ばドキュメントとして本書を描いている。

 

本書には、腰に2丁拳銃をブラ下げ、ピストルの早撃ちで敵を次々と倒してゆくアウトロー・革命家が登場するが、この人物は架空の小説の中の登場人物ではなく、実在した人間であり、事実は小説よりも奇なり、が正に政治・歴史である事が分かる。

エサで飼い慣らされ家畜化した狼は、自分で獲物を捕る能力を失う。余りに突飛で、いかにもフィクションらしいフィクションにしか見えない事が、厳然とした歴史事実である場合が多いのは、平穏無事な時代に生まれ育った日本人が家畜化し、事実への推測力・分析力を失っているだけに過ぎない。

 

 

 中国共産党を始めとした革命軍の最大の資金源が麻薬の密売であった事、資本主義を打倒するための共産主義革命に対し、資本主義の総本山ロスチャイルド=モルガン財団が資金融資していた事実が、本書では、ごく当然の歴史事実として語られている。

 

 

by AL